「満たす」と「満ちる」。

どうも、谷口佳奈子です。平成最後の今日、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

3週間ほど前にこんな記事を載せました。

この中でこんなことを書いていたんですよね。

これまで流行っていた「自分を満たそう!」みたいな感じで楽しいこと好きなことやろうよーっていうイメージでそういう質問になったそうなんですが、私の中では満たすと癒すって少し違って(ちなみに満たすというより満ちるを推奨したい。この話はまた)、全てを抜き去ります。【無】になるんです。

この話はまた、と書いておきながらすっかり忘れてて、Facebookに戴いたコメントを読んで思い出しまして。笑(書くって言って忘れてるの他にもありそう)

今日は、私の中での「満たす」と「満ちる」の違いについて書きますね。

自己啓発に触れたみなさんは上にあるように「自分を満たしましょう」というフレーズをたくさん耳にしてこられたんじゃないかと思います。実際私もそうでしたし、まずは自分を満たしてから“自分らしい生き方”にシフトするもんなんだと思っていました。

そして、自分を満たすためには、食べたいものを食べる、行きたいところに行く、嫌なことは断る、といったように【何か行動を起こす】ことをきっかけとしていたと思います。もちろん、それで満たされた人はたくさんいらっしゃるでしょう。

ただ、常に自分を満たすことを考えるというのは、常に“自分の欠乏”に目を向けているということでもあるんじゃないかと。何かをしなければ満たされない、という構図が出来上がるからです。

最終的に人が求めているのは行為ではなく、その時の【感情】です。そして、私はたくさんの女性と話してみんなが一様に求めているのは【安心感】だと確信しています。みんな安心感を得るために、自分を大事にしようと考えたり、どんな自分でも愛されている実感を得ようとしています。

本来、そういう感情は外側から満たすものではなく、自分の内側から満ちていくものなんです。それが難しいから何かしらの行動をきっかけにしているんだよ、ということではありますが、「自分としては好きなことをしているのにいつまでも心がザワつく」というのは、満たせど満たせど、満ちてはいないからです。

癒すことでどんどん削ぎ落され、自分の中に安心感が満ちていく。そんなイメージで私は【満ちる】を推奨しています。安心感が湧き出て内側から満ちる感覚を知ると、不安をもコントロールできるようになりますよ。そんな生き方にシフトすることは、いつからでも可能です。

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