憂うつになるのには目的があった。

こんにちは。数年前は結構たくさんの本を読んでいる時期がありました。あれこれ読んでは紹介してたんですよね。その記事(別ブログ)を整理していたら、「こんなの読んでたんだー」みたいなものもありました笑。そういうものは譲ったり売ったりしてるわ。でも、好きな本は手元に置いて何度か読んだりしています。

自粛期間に少し本を買いました。まだページをめくってないものの方が多いんですが。汗

この本は読んでポイントをノートにメモしています。アドラー心理学は『嫌われる勇気』が出版されたときに初めて知り、それ以来、私の考え方のベースになっているものです。

この本(アドラー心理学)では、「感情はコントロールできる」「人は自らの選択で感情を使っている」と捉えられています。トラウマは存在しないという考え方です。

面白いので是非読んでみてもらいたいのですが、今日はその中からひとつご紹介しますね。

人が憂うつになる理由

なんだか氣分がノラないなー、ってどんよりすることってありますよね。それが数時間ではなく、数日、下手すれば数カ月続くこともあります。私もOL時代はそんな感じでした。

なんだか毎日「こんな私、嫌だなぁ」なんて思いながら過ごし、「このままでいいのかなぁ」と不安になりながら仕事をし、「どうせ私なんて」と自分を責めつつ恋愛をする、といった卑屈極まりない時期を送りました。←書いてて怖い。笑

こんな風に人が憂うつになるのには、目的があるんです。

ひとつ目は【直面する課題を避ける】

あー、わかるわー。とりあえず「はーぁ」とか「ふーぅ」とか落ちた状態を保って、1歩進むことを避けていたのかもしれない。自分を変えるのも、仕事や恋愛を変化させるのも、どうしたって行動が必要じゃないですか。それがわかってるから、動かない状態を自ら作ってたんでしょうね。

【課題から逃れ、その解決を先延ばしにする】ことが目的。

ふたつ目は【将来に向けてのエネルギーを蓄える】

確かに、動かないんだからエネルギーの消費を抑えて、蓄積されていきますよね。こうなれば、エネルギーの充填を目的として、落ちるところまで落ちるのもアリなんです。

これまたOL時代の話ですが、先輩が「落ちてるときは、とことん落ちる映画を観るといい」と教えてくれました。暗い映画なんて好んで観たりしないから、どんなのが良いかも教えてもらって、言われた通りにツタヤで借りて帰ったなぁ。

その時観たのはこれ。『ヴァイブレータ』どんな話だったかは覚えてないけど、暗かったのは確か。笑 久々に観てみようかな。

憂うつを回避する対処法

対処法のひとつとして、【身体からアプローチ】をすることが有効だと書かれています。

抜粋すると

たとえば、人がうつむいた状態で「元気を出そう」と思っても、なかなか元気にはなれません。
「うつむいている」という体の状態と感情がリンクしているからです。
そこで、頭を上げて少し上方へと目を向け、胸を広げながら歩くだけでも、気持ちが向上する効果が得られます。

このブログでも書いたことがありますが、量子論的観点からも同じことが言われています。頭で考えれば考えるほど、解決は遠のきます。何も考えず、身体を心地良い状態に持っていくのがベストです。そうすることで、求める感情を引っ張ってきてくれます。

こんな記事も書いていますので参考にどうぞ。

罪悪感にも目的がある

人は罪悪感を持つことで、「私はこんなに自分を責めています。だから、決して私を責めないでください。私に期待しないでください。」と周囲に要求している。

だそうです。クーッ、言うねぇ!笑

でも、わかるわ、うん。特に、そういう態度を前面に出している時は、「これ以上傷つけないで」という哀願を含んでたりしますもんね。

だからやっぱり、罪悪感って百害あって一利なし、だと私は思います。

さぁ、今、憂うつを抱えているみなさん、その目的をさっさと果たして、爽やかな日常に戻ってきてくださいね~。待ってまーす。

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