先日、友人と都内で外泊したときに、TVで夫婦の会話について放映していました。(あ、冒頭の挨拶やめてみました。谷口佳奈子です。)
》NHKクローズアップ現代|「夫婦の会話」を科学する~不満解消の秘訣は!?~
面白いなと思いつつ、こっちは友人との会話に集中しちゃって、最後の方あんまり観てないんですが笑。どちらかというと奥さん目線で、旦那さんとの会話に不満を持っている原因を探る、みたいな内容でした。

結婚20年以上になると、会話に満足している率が上がるんですね!10年以上~20年未満、この間に不満が解消されない人たちは別れてるんじゃないかなー。で、結果、満足してる人たちの率が上がるのかも?と私は推測したんですが、どうなんでしょうね。
冒頭から「うちでは夫婦の会話は10分くらいです」なんて話が出てきてビックリしたのだけど、お互い忙しくて、子供もいたりするとそのくらいになっちゃうのかな?
それを夫に伝えたら「えー、うちなんて2時間くらい喋ってるよな」と返事が。そう、うちはお互い家に帰ってから寝るまでの間、ずっと会話してます。笑 夕食も話しながらだし、その後少し飲むんですけど、ゆったりとまた話してます。
ひとつ言えるのは、夫が会話好きなのと、お互いに興味があるものが似ているというところが、会話の量を増やしてくれてるはずです。あ、あと子供がいないから時間を2人だけで使えてるのもありますね。
会話の中で脳が共鳴する話の第1位が“直してほしいこと”だったのですが、これは他の4つに比べて対象者が2人(お互い)になるからだと思います。他の話は、一方からの投げかけで、それについて返答をするという形。直してほしいことは、お互いの将来にとって大事な案件である、ということになりますよね。

確かに、“雨降って地固まる”のパターンはそれに当てはまるよね。結局、【相手が何を思っているかを知る】ということが絆に繋がるってことね。相互理解の入り口でしょうか。
でも、それをすんなり言える関係性そのものを、日ごろから築く意識が大切だなとは思いますが。じゃなきゃ、直してほしいことが言えないばかりか、言えば絆が深まると思って言い放って自爆する可能性も出てきそう。
ちなみに、この番組の中で「ジョブズ型会話は妻に嫌われる」とあるのですが、それの究極がカサンドラ症候群じゃないかと思います。カサンドラ症候群とは、パートナーや家族がアスペルガー症候群であるために情緒的な相互関係を築くことが難しく、不安や抑うつといった症状が出る状態です。 (Wikipediaより)
人間関係で【共感】って大きな役目を担ってますね。特に女にとっては。
ジョブズ型会話が嫌われると聞いても、脳の構造から、それを改善できない男性はいるだろうし、夫にそういう“特性”があることを妻側も理解すると、「変えてくれない」という不満だけで相手をジャッジすることも無くなるはず。(共感されないのは寂しいけどね汗)
会話の質を高めようと思ったら、“2人にとって必要なこと”を話すようにしてみたらいいかなぁと思いますよ。共感、共鳴を生みやすい話題提供というのも、ミュニケーションのひとつとして意識すると、より会話が豊かになりますね!
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