【傾聴】けいちょう
(耳を傾けて)熱心にきくこと。
親しくなると、特に恋人や夫婦だと、相手の話をしっかり聴くということが減ってくるように思う。同じように日々が流れ、相手のことはだいたいわかったつもりでいるから、いつもの彼の(彼女の)いつもの話になりがちだ。
そして女性は怒る。
「ねぇ、聴いてる!?」と。
ちなみに国語辞典では、「聞く」は、音や声を耳に感じ認める意、「聴く」は、聞こえるものの内容を理解しようと思って進んできく意である、とのこと。
女性は聴いてほしい生き物であるのに対し、パートナーは聞くレベルに留まるのかもしれない。女性の話は単に音でしかないのかもしれない。笑
そう、人はみな【すすんできいて】欲しいところがある。それは私もそうだし、たくさんのお客様とせっしていてもつくづく思う。女は話したい、そして聴いてほしい。
ところが。聴いてほしいわりに相手の話は聴かないことがある。上に書いたように会話がパターン化してくるからだ。女って、なんて勝手な生き物だろう。ごめんなさい、謝っておきます。
女性のように「ちょっと聞いてよー」とあーだーこーだ話す男性は少ないかもしれない。でもここぞというときや、本当に近しい人にしか漏らせない本音だったり愚痴だったりもあるはずで。
そんなとき、女性がやりがちなのがこれ。
必殺!【口を挟む】
でたーーーー!!必ず死ぬと書くからね。笑
口を挟む理由は2つ。(谷口観測)
ひとつめは、パートナーの力になりたいという想い。
もうひとつは、自分の力を示したい、というドヤ感。
もうひとつ、あ、3つになった笑
男なら弱音なんてはかずにどっしりしていてほしい、という理想。
これらをひっくるめて、つい口を挟んでしまうのであーる。
どうだろう、心当たり、ある?
頑張ってきた感バッシバシの女の人ほど、男にまけてたまるかい(わしゃ男並みに努力してきたんじゃい)という謎のプライドが残っているので、必殺口挟みはお手のものだ。なんなら習慣とも言ってよい。お酒入るとなおさらその刃は鋭く光る。笑
で、どうなるか。
パートナーは貝になります。もしくは若干機嫌悪くなります。爆
でもこれってね、女性も同じでしょ?話の途中でパートナーに口挟まれたら「ただ聴いてほしいだけだったのに」とか言ってガッカリしませんか?同じ同じ。
だから、まずこちらから聴く姿勢をとってみてほしいんですよ。じっくり聴く。的確な答えなんて要らないから、ただ聴いて「そっかぁ」って受け入れて、それでも伝えたいことがあるなら話の最後に。話の腰を折らずに、です。
そうすると、人は満たされるんです。ちゃんと話聴いてもらったー、って。
なんかすぐ言い合いみたいになってしまうな、と感じているなら傾聴を意識してみましょう。これ慣れるまで結構辛抱が要りますけど。ムズムズすると思います(笑)言いたーい!ってなってもそこをなんとかこらえて傾聴です。
それが全肯定ってことだと思います。まずは受け入れる、ってすごく大事だし、自分もしてもらうとすごく嬉しいこと。だからそれが幸せに繋がるんだよね。
おすすめします、傾聴。
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