罪悪感を和らげる方法。

どうも、谷口佳奈子です。昨日から方法シリーズになってますが、今日は罪悪感を和らげる方法について書きますね。罪悪感を消す方法じゃなく、和らげる方法。

そもそも、罪悪感を持ちやすい人というのは、他者からの感謝で存在価値を感じているパターンが多いです。「ありがとう」という言葉が脳内で「居ていいよ」という許可に変換されます。

ですから、相手の反応を常に伺う癖があり、反応がイマイチだったりすると「何か悪いことしたかな?」という不安に駆られます。読んで字のごとく、罪や悪の意識、罪悪感です。

他にも、“してあげた方がいい”という感覚を持っているので、断ることができませんし、もしできない状況だったとしたら、申し訳なく思ったり、その役目を他の人に奪われるかもという焦りさえ感じます。

いずれにせよ、“自分のせいで”誰かに迷惑をかけるかもしれない、という心配が湧きやすい人たちです。

身近なところで言うと、旦那様がお皿洗いをしてくれたときに、感謝よりも先に「申し訳ない」と罪悪感が湧く、みたいな例がありますね。これは“皿を洗わせてしまった”という謝罪の氣持ちがひとつ、もうひとつは“できるのにしなかった”という自分を責める氣持ちです。

ところが同時に、感謝だけを述べて“やって欲しい”という希望も持っていることがあります。なのに、罪悪感を恐れてやり続けてしまう。大きな出来事よりも、こういう日常の出来事の方が怒りやすいかもしれませんね。

その時にです。こんな風に考えて欲しいんです。

「あぁ、罪悪感からまたいつものパターンで自己犠牲になってしまった」
ではなく
「罪悪感だろうが、喜ばせたい氣持ちだろうが、この行動は自分で選択したものだから、まいっか」
です。

嫌われたくないからこちらが動く、という現実があって、【嫌われたくないから】と思ったことを客観視するんです。

セッションをすると、お客様は不安が和らいでいく感覚がわかってきます。そうすると、次に不安が湧いたときに「また昔の自分に戻ってしまった」と落ち込むことがよくあるんですが、すでに【自分が不安を持ったという認識】をしてますよね?

これまではただただ不安に飲み込まれていた人たちが「あー、今私不安になっちゃってる」と自分を客観視できてるんです。そうすると、状況整理ができるので、その不安を和らげたり、消すこともできます。

罪悪感も、無意識に飲み込まれるのではなく、「あれ?今私罪悪感持っちゃってるよね?」と客観視できれば、「何が罪悪感に繋がったのか?」と紐解いていくことができます。

だからといって急に「氣にすることないよね~♪」なんて楽観的にはなれないでしょうから、消すというよりは和らげる方法として書きました。

罪悪感を抱えることは苦しいけれど、そうなりやすい自分が良くない、という罪悪感を持つことの方が苦しい。だから、感じてもいいのさ。それをうまくコントロールしてやればいいから。自分をちゃんと見れるようになれば大丈夫。みんなそうして楽に生きられるようになってます。だから、今日感じてても大丈夫。抜ける日がきますよ!

罪悪感を持った時には、原因を自分に置かず、自ら選択したのだという意識でいてくださいね。それが自分軸ってやつです。客観視が助けてくれます。ぜひやってみてくださいねー。

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