もう随分前のことだけど、知人が旦那様について「ずっと許せないことがある」と言っていました。その人とはそれっきりだから、その後許せたのか許せないままいるのかはわかりませんが。
ちょうど先週メルマガで「過去に言われた嫌なひと言がなかなか手放せません。佳奈子さんはどうやって手放してますか?」という質問にも答えたのでこちらでも紹介しましょう。
A.嫌なこと言われたら「めっちゃ嫌だった!」とちゃんと腹を立てる。そして、それを言ってきた人が毎日会わなくてもいい相手であれば接触を減らす。どのうちどうでもよくなる。もしその内容が図星だったからショックを受けたのであれば自分でも改善する。
手放し方としてはこんな感じですが、私からも質問をひとつ。
そもそもどうして許せないのでしょうか?
「いや、そりゃかなり傷ついたからでしょ!めっちゃ腹立ったからでしょ!」という声が聞こえてきそうですね。汗
そこは“怒った理由”なんですよ。考えてほしいのは“許せない理由”です。“許さない理由”としてもいいかもしれない。
許さないでおくメリットは何なのか?
こんな風に質問した方が核心をついてますね。
上に書いた彼女が旦那様を“許さないまま”一緒にいる理由は何なのか。ちょいちょい引っ張り出しては「あの時のことは絶対に忘れない」と泣く理由はどこにあるのか。
私ならそこまで許せないなら別れるなぁ、とか。そもそもそんなに激怒することなのか?とか。(当事者じゃないのでそう思うんでしょうけど。ごめんね)
こういうのって浮氣された人にもありそうですね。許せない、でも一緒にいる。許したと思われたくない。それって負けたことになる。みたいな感じでしょうか。
こんなこと書いておいてなんですが、許そうとしなくていいと思います。ただ、許さないでおこうともしないでください。
あるがままに受け入れる
これに尽きます。その上で自分がどうしていくか、どう在りたいか、それを決めたらいいと思います。手放したいということは、許せないという感情に振り回されている自分が嫌だと感じているってことだから。
それもまた今の事実。フラットに見てみましょう。
大丈夫、すべてうまくいってるよ。
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