死ぬ間際に後悔すること。

実は今週頭に祖父が亡くなり、山口の実家に帰ってきています。92歳で亡くなった祖父の顔を見て、おじいちゃんは自分の人生についてどんな風に感じていたのだろうか?とふと思いました。後悔などあったのかしら?と。

祖母については「あんな賢い人がよく自分のもとに嫁に来てくれた」といつも言っていたそう。そんな祖母は先に他界しているので、親族の誰もが「やっとおばあちゃんに会えるね」と言っていました。棺の中には2人で飲めるように紙パックのお酒をふたつ入れて。

お葬式に向かう道すがら母に「おじいちゃん、いつもあんたのこと心配しとったんよ」と言われたのですが何を心配されてたかというと「佳奈は仲良くしとるんか?」と、現夫との仲でした。よほど私の過去の離婚が衝撃だったのでしょう。笑

「佳奈は賢すぎたけぇ、離婚になったんじゃ」と、面白い理屈を述べていたそうですが、“嫌なものは嫌”だと言ってしまう私はおばあちゃんと同じ賢い側に入っているんでしょう。(おばあちゃんはもっと好き嫌いが激しい人。笑)

ま、ある意味で、離婚したことは賢い選択でしたけどね。ははは

そんなおじいちゃんが天寿を全うし、私も自分の人生について、死ぬときに谷口佳奈子として生きたことを喜べるようでありたいなぁと、また考える機会となりました。これは短いスパンで考えると、今年1年を終えるときに良い1年だったなと思えるようにしたいし、そのためには今日1日をどう過ごすかの積み重ねだなと改めて感じたんですよね。

それってもしかしたら難しいのかもしれない?死ぬ間際に後悔する人は多いそうです。どんな人でも、あらゆる願いを叶えることは難しいかもしれません。でもそういう自分に近づくことはできるわけで。日々進行形でアップデートし続けることは可能だと思っています。

終末期ケアに携わった女性看護師が末期患者とのやり取りをまとめた『The Top Five Regrets of the Dying(死ぬ瞬間の5つの後悔)』という本には、彼らが語る後悔や反省の言葉が書かれているそうです。その中で最も多いものが自分らしさについてだというのです。

人の期待に添うのではなく、もっと自分が望むように生きるべきだった
I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.

もっと自分らしく生きればよかった。最期にそう思わないように今この瞬間から、自分らしく過ごす毎日にシフトしていきましょう。その積み重ねが“どんな人生だったか”を創ってくれます。「あの人楽しそうだったねぇ」なんて言われながら永い眠りにつきたいものです。

さ、悩んでる時間はもったいないよ!
どんな楽しいことしようか!

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