私は若い頃、恋愛においては特に拗らせていて笑、初めて男性に振られたときにその理由を聞いたら「お前ネガティブやから」と超ド級のストレートパンチをくらった。
心の中で、そうさせたのはアンタでしょとほんの少し悪態をついたけれど、自分でもどうにかせねばと思っていたウィークポイントをぶっ刺されて、本氣で「どげんかせんといかん!」と決意したのを思い出します。
(あ、私は宮崎出身じゃないです。山口県人。)
卑屈の極み
離婚してから26~30歳あたりがネガティブの底で、会社勤めでも恋愛でも、このままでいいんだろうか…と毎日漠然と不安、不満を抱えて過ごした当時の口癖は「何か面白いことないかなぁ」でした。←イタイね
離婚も自分で決めておきながら、虚無感や罪悪感を心の片隅に置いているような、今思えば“浸ってる”だけだったんでしょうけど、その頃を自分では【卑屈の極み】時代と呼んでいて、そりゃネガティブって言われるよねという思考回路でしたね。
しかもネガティブな人って高圧的でもあるんですよね。だからほんと可愛げのないキツい女だったなと思います。新人営業くんに「結論から言って」とか言い放つニンゲンでしたもん。(ごめん)
見逃さないで
1度目の結婚の時もそうでしたが、夫婦・恋人の歯車が崩れ始めるのってどちらかが『我慢』し始めたときです。自分の中で納得いっている我慢ならいいんです。それは関係をよくするための調整となるから。
でも、拗らせ系によくある“私が我慢しておけば”みたいな感覚で、相手に伝えることを怠った瞬間がズレの第1段階ですよね。
そこから1回我慢したんだから…って次も我慢したり、私は我慢してるのにって怒りに変換されていったり、1,2,3,,,10、ハイ!やっぱ無理!って爆発したように喧嘩を吹っ掛け自滅するパターンへ進んでいきます。(自分で書いてて耳が痛い)
どうして我慢してしまうのか
我慢の裏にあるのは嫌われたくないという氣持ち。あの人がどこかへ行ってしまったらどうしようという恐怖や不安。つまり相手を信頼していないということ。
一般の人間関係以上に夫婦や恋人の間には信頼が必要なんだから、我慢というその反対側にあるものが生まれるというのはヒビが入ったも同じこと。大袈裟に言うとね。
我慢が悪いわけじゃない。でも、我慢しそうになる自分をオープンにできない関係は破綻しないまでもどこかに苦しさを抱えたまま続いていきます。そうなると「もうこの人とは無理かもしれない」と極端な結論に行きついちゃうかも。
あ、それ私だね笑
私は結局、ちょいちょい小出しにしつつもぶつかり合うことを避けた結果、離婚という選択になったんだけれど、もしかしたらもっと腹割って話してたら違ったかもな?とも思います。ま、今となっては再婚生活が幸せなのであの時別れてて良かったんだけど。
(頑張るから、って引き留められたときは、セックスなんて頑張ってするもんちゃうし、と余計に引いてしまった。苦笑)
この人には通じない、この人とは分かり合えない、そう思った時が変わり時かもしれませんよ!そう言っていて改善したお客様何人もいますので。だから遅くない、大丈夫です。まずは「ふーん、そうなんだ」と思ってみるところから始めましょうか。ね。
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