どうも、谷口佳奈子です。なんだか最近この“どうも”ってやつがオヤジ臭い氣がしてきて、次からは“こんにちは”に変えようかと悩んでます。(大した悩みじゃないな笑)でも、朝書いたり昼書いたり夕方書いたりするから、全部こんにちはじゃないしな、と神経質なことも同時に考えています。(どうでもいい)
そんなことはさておき、私のセッションや講座などでは【物事を俯瞰する】ことや【客観的にみる】ことについてお伝えしています。今起きている現実に対して、人間関係であれば相手と自分とを切り離し、その状況を違う視点で見たり、大きな視野で見るということを、言葉で説明しています。
実際に何かのお悩みを解消するという段階では、私がお客様も含めた登場人物のみなさんに成り代わって各目線から見える状況を解説することで、より理解が深まったり納得がいったりするんです。だから同じ方法を皆さんにも推奨しているわけです。
わけなんですが、「同じようにするには難しい」と言われたりもします。
どうやら私が様々な視点でお話できるのは、ヒーリングの師匠曰く「それは無だからなんだよね」とのことなんです。私は私であって、私というものが無い、とのこと。ぎょえ。
だから、私という箱に様々な人の目線や感情を取り込んで代わりにお話しすることができるというのです。昔はそれを「感情移入がすごいよね」と言われたこともありますが、感情移入して共倒れしたりはしません。笑 単純にその人がどう考えるかという分析をするのが得意なだけです。
なので先日お客様の相談に乗っていた時に「俯瞰するってことは自分の感情も抜いてみて全体をフラットに見るんです」とお伝えしたら「さらっと言いましたけど佳奈子さん!それ難しいですよ!笑」と返ってきましてね。笑
そっか、俯瞰俯瞰とか言ってるけど、案外みんなにとっては日常的にやってることじゃないんだなと今更ながらに氣付きましたね。ごめん。昔、家庭教師をしたときも“自分が脳内でやっている解き方を上手く伝えられないなぁ”と思ったことがあるんですけど、それに似た現象が起きているのかもしれません。(そのときは立体を頭の中で回転させる方法をうまく伝えられなくて…)
で、以前から講座でもよくお話している方法をその方にもお伝えしました。
同じ悩みを友達から相談されたらなんて答えるかを考える
これです。これをするだけで客観的に自分を見ることができます。自分の感情を一旦横に置くことができるからです。そして状況を俯瞰することに繋がっていきます。客観視できたら悩みから抜け出す大きなきっかけになってくれますよ。
これ、恋愛の悩みで考えるとわかりやすいと思います。彼氏とこのまま付き合っていいのか悩んでるとか、彼氏に浮気されて落ち込んでるとか、どうすればいいんだろうって感じてるときに、もし同じことを友達に相談されたらなんて答えるだろう?って考えてみるんです。
そこで出てきた答えが自分の本音だったりもします。ただ、頭で考えることと心で感じることが違う場合もあるから、答えが出たからといってその通りに行動できるかっていうと、それはまた別の話なんですけど、一応答えは出ます。(恋愛だと執着も絡むから複雑だし)
「俯瞰したらいいよ」と言われて、理解はできるけど上手くできないという場合には上の方法を試してみてくださいね。レッツ実験!レッツ俯瞰!笑
ちなみに随分前の話ですが、別のお客様に「宇宙から自分とその人を見るイメージをして、いかに悩みが小さいかを感じてみてください」とお答えしたことがあります。これこそ俯瞰の極みですな。笑