さっさと諦めるべし。

どうもどうも、谷口佳奈子です。

先週金曜日、珍しく夫が飲みに行くというので朝から夜の独り家飲みにワクワクして長めに仕事もして、「さあ飲むぞ」とビールを開けて少ししたら（１９時）には「帰ります」の一報が入り、「えっ！」と大声をだしてしまった妻です。（ごめん笑）

さてさて、あなたは自分のことが好きですか？

まあ、好きじゃなくても嫌いでなければいいんですが、これを読んでくれている方の多くが「え、好きになんてなれないよ」と感じているんじゃないでしょうか。

８割くらいは認めていても、残り２割の自分がどうしても受け入れがたい、どうしても嫌いだ、「なんで私はこんな人間なんだろう」とコンディションの悪い日なんかにゃ、自分責めのダークサイドに陥るなんてこともあるでしょうね。

【さっさと諦めるべし】

え、なんでそんな冷たいこと言うのよー。
諦めたら終わりなんじゃないの？
私の人生こんなもんってこと！？

ノンノン。

諦めるってのはね「明らかにする」ってことなのよ。

“諦”という言葉には、仏教用語で「真理、道理」という意味があります。諦めるといいうのは挫折やギブアップの意味ではなく「現実をそのまま観ること、明らかに観ること」なんです。

自分への理解を深めて、ありのままを観ることができれば、こんな自分だとかあんな自分だとか、他の誰かと比較して否定する必要がなくなります。

自分への理解を深めて、ありのままを観ることができれば、こんな自分だとかあんな自分だとか、他の誰かと比較して否定する必要がなくなります。

だから「さっさと諦めるべし」なんです。その結果現在の文字通りとしての諦める（手放す）という結果に繋がることもあります。「だって私にはできないことだもの」って。

ただ、それは前向きな諦めですよね。できることできないこと、好きなこと嫌いなこと、自分にとって物事がどちらに属しているのかをしっかり見極めて、自分から手放していくのは、皆さんが望んでいる【自分らしい生き方】であり【ありのまま生きる】ということです。

ちなみに、私が「諦めて解放されたなー」と思う出来事は、“賢い人間（デキる女）であろうとすること”と“パートナーを見つけようとすること”でした。

ひとつめは、ずっと優等生ぶって生きてきたけど、私にはできないことがたくさんあって、いい加減それを認めよう、と思った瞬間に肩の荷が下りた感じでした。ま、勝手に荷物背負って鎧着て虚勢張って、馬鹿みたいにプライドだけ高くなってたんですよね。それで自分で自分の首絞めてるみたいな。そこから解放されたのは大きかった。

ふたつめは、３７歳の誕生日前日に「独りで生きていくことだってできる」と腹を括ったことで目の前が明るくなった感覚がありました。それまではパートナーがいないことで、この先ずっと寂しく暮らしていくんだろうかと、精神面や経済面での不安が大きくなっていました。その上「ああ今度の誕生日も独りか」とか思いながら、なんだか凹んでたんですよ。でも、その日までちゃんと生活できてきてたし、拠り所を求め続けているのは負のループだなと。そうして意識を変えたら誕生日翌日に夫と結婚が決まったのは衝撃でした

ふたつめは、３７歳の誕生日前日に「独りで生きていくことだってできる」と腹を括ったことで目の前が明るくなった感覚がありました。それまではパートナーがいないことで、この先ずっと寂しく暮らしていくんだろうかと、精神面や経済面での不安が大きくなっていました。その上「ああ今度の誕生日も独りか」とか思いながら、なんだか凹んでたんですよ。でも、その日までちゃんと生活できてきてたし、拠り所を求め続けているのは負のループだなと。そうして意識を変えたら誕生日翌日に夫と結婚が決まったのは衝撃でした。笑

世間が持っている諦めのイメージがネガティブなものだとすれば、私がみなさんにオススメしている諦めはポジティブな放棄です。自分にとって枷となっている【思い込み】を手放してみてはどうでしょうか。

きっと心が軽くなって光が差してきますよ＾＾

レッツ諦め！ははは