先日、デートで、初めてのマザー牧場へ行きました。
(夫は行ったことあるらしいよ)
(誰とだろね、なんて)
(そんな嫉妬は皆無。笑)
私には珍しくソフトクリームなんて食べちゃったり♪
(ソフトクリームって美味しいのね!)
(子供の頃、このコーンが嫌いでさ)
(今となっては全部食べられる)
動物たちに癒されてたわけですよ。
変なカッコと、変な顔はご愛敬。(これにはワケがある)
で、いつも午前中で帰宅する我々が、お昼ご飯を食べても尚そこに残ったのは…
子豚のレースが見たかったから!
レースの時間まで園内を歩いてたら、小学3年生くらいかなぁ、ぽちゃっとした男の子がソフトクリーム食べてたの。で、めーっちゃ暑かったからボトボト溶けちゃって、それでその子が目に入ったんだよね。(あとキャラが立ったTシャツ着てた)
その後もやたら、その子の楽しそうな姿がチラチラ見えて、私たちは勝手に微笑ましく思ってたのです。子どもが楽しそうだと嬉しいじゃない?
話を戻して、子豚のレースって子どもたちがいわばレーサーになって子豚ちゃんをポンポンって押してあげて走らせるわけですよ。それで速さを競うの。
レースに参加できるかどうかは、直前の抽選で決まるから、子どもたちは受付時間になったら列に並んでました。その人数の多いこと!笑
私たちはレース全体が見渡せる真ん中あたりの席に座って、始まるのを待ってたんですが、「わ!あの子並んでるやん」と、さっきの男の子を発見しましてね。
妹ちゃんと、お父さんと並んでる。
「これ当たったら、彼モッてるなぁ!」なんて、人の子を観察しちゃって。
いよいよ抽選、次々と番号が呼ばれる中、おや!?彼が満面の笑みで走ってくる!
ん?なんと妹も一緒に当たってる!?
すごい!すごいじゃないのよー!(またしても人の子に感情移入)
子豚のレースは、1位になったらメダルがもらえて、表彰台でヒーローインタビューをされるんです。みんな駆け上がってきて嬉しそうだったなー!
少し話を端折ると、上に書いた妹ちゃんは1位になれなかったんです。(いや、子豚さんを置いて猛ダッシュしたから、本人はぶっちぎりで1位だったんだけど。笑)
さぁ、次のレース。妹のリベンジとばかりにお兄ちゃんガッツポーズ!妹ちゃんは大声援でお兄ちゃんを後押し。
スタート!
わーーーー!!お兄ちゃん!!堂々の1位!!!
妹ちゃん狂喜乱舞!!
私もめっちゃ嬉しい!!(うちの子じゃないけど!)
私の中では感動のドキュメンタリー映像よ!
メダルの授与、そしてヒーローインタビュー。
レース係のお姉さんが「家族の人に伝えたいことは?」と少年にマイクを向けると
「頑張れ!って、
応援してくれてありがとう!」
ねぇ、私泣いちゃったんだけど。
今、これ書いてても涙ぐむんですけど。
なにそのピュアさ。なんかみんなを照らす太陽みたいじゃないのよ。それでいて、みんなの前でおちゃらけたポーズもとれる朗らかさ。私が子供の頃に欲しかったものを全部持っているような少年でした。
なんでこんなに泣けるのかわからないんだけど、他所の子を観て泣けてくるって、変な女だけど笑、すごく心が洗われた感覚でした。 ありがとう。
以上、マザー牧場で感動した話でした。