諦める以外に方法がないとき。

どうも、谷口佳奈子です。諦めると聞いて皆さんはどんな感情を持ちますか?

なんだかガッカリ?どこか不安?寂しい?悲しい?いずれにせよ、ポジティブなイメージは湧きにくいですよね。

いくら、“諦める”が仏教用語から来ていて語源が「明らかにする」だとしても、多くの人はなかなか受け入れ難いものかと思います。

昨日書いた仮面心理学の話でも分かりますが、確かに、明らかにして手放すことは心を軽くしてくれ、人を楽にしてくれます。

ただ、これがパートナーとの関係についてだと、こうありたいと思っていても相手の特性により叶わない場合は、諦めるしかないけれど悪あがきしたくもなります。笑

例えば、パートナーが自由奔放に生きているとか、感情表現が苦手とか、こちらが望む対応をしてくれない場合、もちろんパートナーに希望を伝えることで歩み寄ってくれる可能性はあります。

けれど、そういう行動パターンが相手の特性だったなら、こちらの希望には氣づきませんし、なんとなく聞いてはくれても理解はできません。

お互いに自分に存在しない概念のもと生きているからです。(ただ、生物としては、自分とは異なる性質を持っている相手を好むらしいので、種の保存にはベストですね笑)

「こうしてほしいのに!」

「え、なんで?」

こんな会話で、バトルがより激しくなるわけです。でもパートナーと別れるつもりはないとしたら、相手の特性を理解して、前向きに諦めた上で、自分主導で心地良い状況を作るしかありません。

諦めを良い方向へとシフトさせるんです。サプライズをしない夫にサプライズをしてほしいと言っても、叶う確率は低い。ならばそこは諦めて、他に自分が喜べて、かつ夫も行動できるような何かを探すという風にパターンを変えてみましょう。

自分にとって調整できるものであれば調整をして、どうしても譲れない(諦められない)価値観と相手の特性がバッティングしてしまっていたら別れることもひとつの手です。

「ほんとに毎回毎回~!(怒)」って思っていることが諦められるかどうか、まず明らかにしてみてくださいね。

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