今の夫と一緒に暮らし始めた頃(4月交際開始、5月同棲開始、8月までに両家への挨拶を済ませ、9月入籍というタイトスケジュール婚、笑)、いや結婚しても少しの間はこんな質問を投げかけていた。
何か私に不満とか、こうして欲しいなって思うところって無い?
今思えば、何をわざわざ自分の悪いところを引き出そうとしてるんだという感じなのだけれど、あまりにも順調に事が運ぶために、それこそ【幸せへの恐怖】とも言えるソワソワした感覚を持っていた。←受け取り下手かよ
これが昔の思考のクセだなぁとつくづく思うけれど、そんな質問をして「無いよ」と言ってもらいたいのが半分、もう半分は私への不満が無いはずがないという自分虐めの名残り。
そんな風に、何度も安心を確かめていた。
不満が無いことが不安、だなんて恐ろしく自己肯定感の低い発想だし、長年自分が望んできた関係性を築けそうなのに、喜びよりも“それが壊れやしないだろうか?”という心配の方が大きかったのだと思う。
これは昔ブログに書いた《私のこと好き?って確かめるオンナ。》そのものだな。苦笑
そのままの自分が受け入れられるというのは幸せなことなのだけれど、自分自身を良しとしていない状態の人にとっては、ある意味で多少の怖さを伴うことでもある。だから「え、なんで。本当に受け入れてくれるの?」という部分を何度も確認してしまう。
自分がそのままの自分にOKを出せるようになって、どんな自分でも居ていいんだという安心感に浸れるようになると、そんなこといちいち確かめる必要もなくなっていく。裏を読まず素直に相手を信じられるようになる。
今の私は夫が言ってくれる「ベストパートナー」という言葉を何のフィルターにも通さず「ありがとう」と素直に受け取れるようになっている。
いやー、昔の私、可愛げなかったな!笑