夫と結婚(バツイチ同士の再婚)をしてとてもラッキーだけど長いこと慣れなかったのは彼が料理担当だということ。←これぞ贅沢な悩みというもの
慣れなかったというか、私やらなくてもいいのかな?という罪悪感に似た戸惑いが続いていた。やはりどうしたって“料理をしない嫁”であることが自分の中でなかなかOKを出せなくて何度も夫に確認してたものです(やってもらっておきながら笑)。
確認というのは「本当に料理しなくていい?」「忙しくて作れないときは言ってね」というものから始まり「こんなにしてもらって私は何もできてない」という拗らせた嘆きのようなものまで様々。
夫曰く、これまでのお付き合いでも料理を買って出たが、私の小さな罪悪感以上に自分の役割を取られた(=立場が無い、存在する価値がない)と感じる女性たちを前に、やりたくてやっていた料理なのに何だかややこしくなってしまったらしい。
私はと言えば、2年が経った今となってはご機嫌に料理が出来上がるのを待つ嫁となり、彼の作ってくれたものを美味しく頂くのが最大のお返しだと思っている。いやー、これでしょ素直って。笑
こんな話を友人にすると神対応って言われるし私も夫を神だわなんて思うからこそ、結婚当初は「こんなに優しくしてもらっていいのだろうか」と逆に苦しくなったりもした(受け取り下手だったわー)。
実際に「いつも優しくしてくれてありがとう。私は何も返せてなくてごめん。」と伝えたこともある。そのくらい、料理ひとつで、皆が神対応だと思う夫の言動に対して引け目を感じる自分がいた。
その言葉に対して夫は「え?俺全然優しくないけど?」という返答をしてきて、もはや神なのか宇宙人なのか謎である。笑
女性は神対応を求めるけれども、受け入れ態勢が無いままだと手放しで喜べない状況にもなるということを声を大にして言いたい。
鶏が先か卵が先かって感じで、神が先か感謝が先かみたいなね。
夫を神と崇めたければまずは信心する土壌を整えることをおすすめします。そうでなければ“嬉しいのに嬉しくない”という言動不一致が起きてしまうから。
可愛げあるオンナでいるためにいつ何時も受け入れ上手喜び上手でいましょう。自戒を込めて記しておきます笑。
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