稼げていないという罪悪感。

どうも、谷口佳奈子です。

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あっという間に3月に入りましたが、みなさん、確定申告は終わりましたかー?(会社員の方は必要ないですね)去年1年間、自分がどれだけの売上をあげたか(どれだけの仕事を頂いたか)が数字となって見えてきますよね。

かつて個人事業(主に小規模ネイリストさん)のコンサルをやっていた頃、駆け出しネイリストさん、特にママさん方は売り上げが低いことについて肩身の狭さを感じていることが多かったですね。でも、生活できているから、ついその状況に浸かってしまうというね。しかもお子さんがいると時間が取りづらいということもあるんでしょうしね。(意識次第で現実も変わっては来るのですが)

ということで、今日は主に女性が感じている【稼げていない罪悪感】について書いてみましょう。イメージしているのは私のように個人事業をしている女性ですが、正社員やパートタイマーという働き方でも同じように感じる方はいらっしゃるかもしれませんね。

お金とパートナーシップ

私の過去を振り返ると、稼げていない自分を恥ずかしく思うようになったのはOL時代(20代前半)だった氣がします。それまでは、最初の結婚のときも相手は同期でお給料も同じくらいだったし、学生時代からなぜか付き合う人にお金を貸すことが多かったから、資産が少なくて恥ずかしいなんてさほど思ってなかったかもしれません。

こんなことを書いてる時点で、お金を持っている人が偉い、主導権を握る、価値が高い、そう思って生きていますよね。でも、これって世の中のほとんどの人がそうなんじゃないかな。強くはそう思っていなくても、稼げていないから…となんとなく堂々としていられない人は多くいるはず。

もしそれがパートナーとの間にも発動していたら・・・

「我慢するのは私の方」という認識が強まっていくんじゃないでしょうか。

お金と自分の価値

OL時代に付き合った彼はやり手の営業マンでした。大手企業で成績もよくお金も入ってきてるだろうし、たくさん使ってもいました。良いものを買って、いい車に乗って、旅行もして。そんな暮らしぶり。

当時の私は一般的なOLですから、浪費もしてたけど節約もしてて、みたいな。彼との差があるのは仕方がないけど、なんだか下にも見られているような感覚。今思えば自分で自分をそう見ていただけなのかもしれませんが。

その後、ネイリストとして独立した私の収入は完全に「労働の対価」となりました。予約が無ければ収入は無し。どれだけ働いているかがどれだけ稼げているか。だからお金がないということは人気がないということ、でもありました。

「OLよりも稼げる仕事」という目論見で独立したにも関わらず、一向に増えない収入(予約)。苦笑

一応、貯金があったので生活はできていましたが、やっぱりどんどん不安は大きくなりましたね。手元もお金が少ないと氣持ちの余裕も無くなりますもんね。もちろん自信もどんどん失っていって。(当時は自己啓発本ばっかり読んでました。節約のために図書館で借りて。笑)

一人暮らしだったから、それでも自由に生きてましたけど、もし結婚していたり、子どもが居たり、自分だけじゃない暮らしがそこにあったら、“役に立てない自分”という価値感は強まったんじゃないかと推測します。

お金と罪悪感

罪悪感は不安と隣り合わせだなと私は思っています。

お金が無い不安、個人事業がうまくいかない不安、生活ができなくなるかもという不安、そんな中でもお金を使ってしまう罪悪感、家族の中で自分だけが生活の足しにならないどころか足を引っ張っている罪悪感、親に迷惑をかけている罪悪感、様々に絡み合っているんじゃないでしょうか。

本当はパートナーと対等でいたいのに、稼げていない罪悪感から一歩引いてしまったり、どこか卑屈になったり、不安を話せないでいたり、意地を張ったり。

自分の状況を恥じていると、その世界から抜け出せないんですよね。もしくはパートナーとの信頼関係が薄いと「あの人は私のことどう思ってるんだろう?」と勝手に自己卑下をしたりもするでしょう。

働き方を見直すという手もある

稼げていないという状況から抜け出すために、まずは手元の資産を増やすということを勧めたりもしていました。個人事業がうまくいっていないなら、空いた時間でバイトをするなりして、とにかく「お金がある」という安心を作り出しましょう、と。

もしくは、自営という働き方を見直してもいいのでは?という提案もしましたね。

”好きを仕事に”全盛期は、みんな好きな時間に自由に働くことに憧れていました。好きな時間に起きて、好きな場所で仕事をして、それでいてしっかり稼げる、そんな自分を妄想してますよね。もちろんそれが叶っている人もいます。

でもね、人には向き不向きがあるんですよ。

案外、組織に属してお給料を頂くという働き方のほうが、全力を発揮できたりする人もいるんです。だから自分をちゃんと知っておく必要があるんです。

自分はどんな状態にあると安心できるのか?そこを明確にしておくといいですよ。無駄な不安に振り回されなくて済みます。それはつまり無駄な罪悪感に苦しめられなくなるということ。

そして、やっぱり、お金にまつわるいろいろなことをパートナーと話せるといいです。我が家もそれですごくクリアになりました。最終的にね、家族が生きていけるお金があればいいんですよ。まずはそれを確保するためにどうするか、もし稼げていないならその分をどうしていくか、できたらパートナーさんと一緒に考えられるといいですね。

一人暮らしの方は周りと比べ過ぎず、でも何か願望があるなら叶える術を見つけつつ、まずは今の暮らしを楽しんでもいいんじゃないでしょうか。

実家暮らしで罪悪感を抱えているなら、実家を出る準備を始めてもいいかもしれませんね。おそらくそれにかかる費用や労力なんかを予見して留まっているんだと思いますが、罪悪感と共に生きていくか、ちょっと大変かもしれないけど晴れ晴れと暮らすか、選んでもいいかなと。

逆にそのまま実家で暮らすなら、その罪悪感捨ててもいいですよね。感謝があれば。(とはいえ、親御さんの意見を知らないので何とも言えませんが。笑)

いずれにせよ、今ある不安を消す方法を現実的に考えてみるといいですよ。その方がうんと前向きです。それで罪悪感ともおさらばしましょー。

ではでは!

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