良く見せようとするのをやめれば幸せを掴める。

私はいつから、自分のことを“幸せなやつ”だと思えるようになったのだろうか?

自己紹介文にも書いているように、かつての私は「不幸ではないけれど、胸張って幸せだとも言い切れない」状態だった。自信がない、わけじゃない。でも【私は素晴らしい】なんて到底信じられないまま生きてきた。

20代のほとんどがパートナーシップに悩んでいたし、30代でようやく鎧を脱ぐ感覚を知った。自然体という言葉の意味がなんとなくわかってきた。

30も半ばを過ぎたころ、やっと【デキない自分】を受け入れられるようになった。そもそもデキると思っていたし、優等生キャラで突き進んでいたから、人前でだらしない自分なんて見せられないし、弱さを晒すなんてもってのほかだった。

きっと心は泣きたがっていたのに、それを私が止めていた。泣くなんて恥ずかしいことするんじゃないよ、って。

それが、スッと泣けるようになったとき、素の自分を取り戻せたように思う。弱い私に向かって、もう一人の自分が「泣いていいよ」と声をかけてあげたんだよね。

寂しいときに寂しいと言えるって、すごく自然で素直な状態。そんな風に、肩に入っていた力が抜けたとき「あぁ、なんて幸せなんだ」と感じられるようになった。

幸せになったんじゃないんだよ。幸せを感じられるようになったの。

そもそも、ちゃんと存在していたその幸せを“掴みとれる”ようになったんだ。

頑張る女はみんな泣けない。泣くことが最大の負けだと思っているから。

でもね、「泣いてもいいんだ」そう思えると人は強くなれる。

自分をセーブすればするほど、ほころびは目立って、自分を良く見せようとすればするほど、自分の中で“ダメな部分”が浮き彫りになる。

本来はダメな部分など無いのだけれど、自分が足りてないなと思っているところも、あって当たり前だと思えると、全体をフラットに見渡すことができる。

そうして初めて「自分らしく生きる」ことができる。

人同士も、現象も、引き寄せ合っている。その人に必要な出来事、その人にフィットした人間関係や環境が目の前にある。だから、自分らしくなったその人の周りには、その人がよりその人らしく在れる環境が整う。

今あなたを取り囲むその空間は、あなたとのマッチングが成功した例だ。もしそれが望んだものと違うなら、あなたはまだ「あなたらしさ」を取り戻している途中かもしれない。伸びしろがもっともっと残っている。

楽しみだよね。

素の自分で出会った相手は、友人であれパートナーであれ、良い関係が築けるはずです。特にパートナーに関しては、より一層、幸せを感じさせてくれると思います。

私の場合は、それが夫でした。

素の自分になった後、ほんとに転がり込むように入ってきたご縁。今でも不思議で仕方ない。笑

何かをしてくれるから幸せということではなく、いつも自然体でいられることが幸せ。ネガティブな私を知っている友人だったからこそ、良く見せる必要もなく、安心感が大きい。

良く見せようとすることに消費していたエネルギーを、自分のために使えるようになると、物事はどんどん好転していきますよ。

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