ニーバーの祈り。

最近また読み返しているこの本。2013年、まだ大阪に住んでいた頃に買ってすぐに読んだ。あれから本棚にしまいっぱなしで、続編の幸せになる勇氣は途中までしか読んでない状態だったんだけど、昨年末になぜか夫がこれを読みすごくハマったのをきっかけに、私も読み直すことにした。

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自分の課題と相手の課題を切り離す、という考え方は自分らしく生きる1歩としてとても大きいと思っているから、セッションでもよく用いる。お客様の思い悩んでいることを客観的に見つめ直し【事実だけを捉える】と、さほど大した悩みではなかったと氣づけることもあるし、そもそも変えられないことであればうまく受け入れる方法をお伝えしている。

この本の中にこんな文章が出てくる。原典はアメリカの神学者であるニーバーという人が唱えた祈りの言葉の一節だ。

神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇氣と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ
God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed,
Courage to change the things which should be changed,
and the Wisdom to distinguish the one from the other.

目の前にある課題の、変えられない部分と変えられる部分を見極められれば、悩みは格段に減る。ここでの“変えられる部分”は自分の中にしかない。相手は変えられないからだ。

物事をシンプルに捉え、深刻にしないこと。これが、自分らしく軽やかに生きるコツだ。

ニーバーの祈りにあるように、落ち着きと勇氣、そして知恵を持てたら鬼に金棒といったところかな。なんだか三種の神器みたいだな。

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