こんにちは。谷口佳奈子です。
うちの近くにお寺があるんですけど、いつも掲示板に言葉が貼られています。こないだはこんなメッセージが書かれていました。
『不幸は人と比べることで生まれる』
確かに。
否定形って、“ある”が前提になっているんですよね。有るがあるから、無いという概念が存在する。当たり前だけども。
幸せがあるから「幸せじゃない」が発生していて、そこには比較が絡んでいますよね。多くは他者との比較。
“理想”というものについても、同じ現象が起こっていませんか?こうありたいと思い描く理想と今の自分との差異に落胆してしまっている人もいるんじゃないでしょうか?
理想像=有る、今の自分=無いという式に当てはめているなら、不幸の世界から逃れられませんよね。
ただ、理想を持つって大事なこともあります。こんな風になりたい、こんなパートナーシップを築きたい、自分が望む生き方をリアルにイメージするのは大切です。
その理想を叶えるために意識を変えたり、行動を起こしたり、きっとこのブログを読んでくださってる皆さんは、いろいろ手を尽くされていることでしょう!
勉強熱心であればあるほど、いろんな情報を取り入れて、そのほとんどが同じことを言っているから、それが幸せになるための王道なんだ!と脳に刷り込んで、一所懸命にそこを目指していることでしょう!
でも、実際にはそこに辿り着けない。。。例えば自分のパートナーシップが世間で言われている「理想のパートナーシップ」とはかけ離れていて、どうしてもそうなれない。(でも、さほど悪くもなかったりする)
要は、追い求めているのは理想ではなく【正解】になっちゃってるってことです。
こうありたい、が少しずつ麻痺して、こうあるべき、に変化してしまってませんか?
世の中に出てきている成功法則って、いわゆるマジョリティです。上手くいく確率が高かっただけです。そうじゃなく幸せな人たちだってたくさんいます。
みんな「自分らしく生きたい」と言いつつ、世間の理想に自分をはめようとしがちです。
十人十色という言葉が好きなのに、自分が色違いだと不安になります。
それって、誰の理想??
自分を苦しめる理想なんて捨ててしまえー!笑
他者との比較から不足の感覚が生じます。他者の幸せと自分を比較して勝手に不幸になる必要なんてないですぞ。
【理想を持つなら楽しく。苦しい理想は捨てれ。】
はい、今日のおべんきょでしたっ。笑