おはようございます。張り切って洗濯したら曇っております。(予報を見なさい)
さてみなさん、理想の自分像ってありますか?私は30代半ば、よく「仏になりたい」と言っていました。成仏したいって意味ではなく。出家したいということでもないです。笑
何事にも揺り動かされず、常に慈愛の眼差しで人を見て、シンプルに生きていたい。そう思っていました。柔らかい優しさも兼ね備えた、菩薩の方な人になりたいと。
「仏になりたい、という欲がある時点で、それはもう無理ですね」
とあるイケメンにそう言われてハッとしました。
そうか、私はすでに欲を持っているってことか。無欲になんてなれないわ。
「仏、撤回!!俗人として生きていきます!」
あれ以来、仏になりたいなんて言ってません。むしろ最近では自分のゲスさも認めています。これは夫からのひと言が大きかった。
「りんちゃんとは、ゲスいところも似てたりするやん?」
ニコニコしながらそう言われたとき、頭カチ割られた衝撃が…
薄々は感じていた、というか隠していたつもりの私のゲスさ、器の小ささ、見抜かれておった。。。恥ずいぜ
パートナーの前で取り繕ってたってアカンね。それは他の人の前でも同じ。
「私はイイ人なんですよ~、だから安心してくださいね~。」
そんな薄っぺらい演出は早々にバレるし、潔くないために悪目立ちする。そして嘘くささが滲み出てくる。実際、嘘をついているのと同じだからね。
嘘は自分を縛る。自由を奪う。
諦めよう。聖人君子になんてなれないのだ。
私が仏に“なりたい”と願ったのと同じで、そうなりたいと思った時点でそれは“欲”であり、自分に備わっていないものだから。
自分が空っぽであることを認めると、人生は究極に豊かになる。
ありのままで生きるってそういうこと。
聖人君子
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立派な人徳やすぐれた知識・教養を身につけた理想的な人物。 ▽「聖人」は最高の人格を備えた人。 「君子」は学識・人格のすぐれた人。