色氣と爽やかさ。

私ほ色氣のある人が好き。男でも女でも色っぽい人に惹かれるし、色氣というのはその人から滲み出ている香りとも言える。

だからいい香りのする人には引き寄せられてしまうのだ。私が感じる色氣とは性的なものだけではなく、麗しさや上品さ、知性もそこに含まれていて、実は爽やかさとセットになっている。

ただ、爽やかじゃない色氣というものも存在していて、そういう人は謂わば原始的なエネルギーというか、人を惹きつけるパワーを備えていて実際にモテる。モテるのだけれど、寂しさを埋めるような“人の消費”をしているように見える。

なんていうか、植物で言うと、いい香りで虫を惹きつける花と腐臭で虫をおびき寄せる花があるように、人が持つ色氣にも違いがあるんだよね。

爽やかじゃない色氣は寂しさを抱えていて(でも本人は氣づいていないか、虚勢を張っている)、モテるけど人間関係のトラブルも起きやすいように思う。寂しさで引き寄せた相手は同じく寂しさを抱えている人間であることが多いから。

そこに爽やかな風は吹き込んではこない。嵐で全てを破壊する。

昔の私は恋愛においてはどちらかといえば後者で、寂しさを紛らわせている部分も多かった。目の前に誰かが居てくれればひと時の安心は得ることができた。だから去られることを極度に恐れた。

今はもちろん夫が居てくれて大きな安心を貰っているけれど、私自身の内側に安心が育ったことで寂しさに怯えることは無くなり穏やかに過ごしている。もしかしたら色氣が薄くなってしまったかもという心配も出てきた。笑

いつまでも爽やかな色氣を纏った女でありたい。