好きでもない男に大好きだと言ったことがある。

って、あたおかな女、かなこです。(あたおか古い)

そう、あれは20代終わりOLをしていた頃、とある日の夜。

おぼろげな記憶を辿ると、どこかの道を歩きながら男友達とメールしてたんだと思う。(多分まだLINEは無かったはず)

普通のやり取りのあとに、「大好き」ってつけたんだ。

特に大好きだったわけでもなかったんだけど。

そもそも恋愛感情は無かったんだけど。

ちょっと翻弄させたいってことでもなくて。

ただ、その時の彼氏に張り合いたかっただけ。

(ここまで書いて自分にゾっとしてる。汗)

どういうことかというと、当時付き合っていた彼氏に嫉妬させたいという想いが、その行動を生んだ。(ちなみにこれも“卑屈の極み時代”に起こしている)

その彼氏にはとても仲のいい女友達がいて、私との予定より優先される存在だった。彼氏の家で過ごしていたら「これから友達来るから帰って」と言われたこともある。

寝ていて名前を間違えられたときには「こいつら男女の仲か!?」とマジで疑ったりもした。(その後私もその女の子と仲良くなったんだけど)

だから、私にも親密な男友達がいるんだと分からせて、彼氏の意識を私に向けようとした。

他の男の影をチラつかせるって、安易でさほど効果の無い方法を取ったもんだ。ダサイ。

男友達を小さい意味で利用しようとしたことは今となってはめちゃくちゃ恥ずかしいし、そもそも私の行動に興味を持っていない彼氏にそんなのが伝わるはずもなかった、ということも恥ずかしい。

そんなことをしている時点でそのパートナーシップは破綻していたのに。

私は彼氏を信用してなかったわけだし信頼関係を築こうとしたわけでもない。ただただ、こちらを向かせようとしてただけ。その先には幸せなんてない。

当然のようにその彼氏との将来をイメージなんてできず、いつも疲弊していた。最終的にはフラれる形で恋愛は終わったけど、なるべくしてそうなったという感じ。

「嫉妬させたい」そんな想いを抱く恋愛は苦しい。嫉妬するよりも、悲しい関係だと思う。

ふと思い出したその出来事で、私は男友達にもその彼氏にも、自分にも失礼な行動をとっていたんだなとしみじみ感じた。

その当時の自分は好きじゃない。でも、その自分があって、今の自分が穏やかに生きられている氣がする。だからありがたい。

それ以上に、恥ずかしいことばっかだけど。ま、若気の至りとして納めておこう。

男友達が「大好き」という言葉を忘れてくれていますように。

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