どうも、谷口佳奈子です。会社へ行くようになってから、やたらお腹が空いて(頭を使うから?)、デスクでいつもチョコとかを食べてしまいます。「あいつ、いつも何か食べてんな」と思われてるかなと(←これが人にどう思われるかってやつね)考えながら、次の瞬間には無視しています。笑
昨日、夫と録画していた『72時間』を観てました。タイトルは『樹木葬 桜の下のあなたへ』の回です。決まったお墓ではなくて、土にそのままお骨を埋めるという方法を選んだ人(というかその家族)へのインタビュー。
私たちは「お墓って要らんよな」と普段から話していますが、お墓(その場所)があることで救われる遺族はたくさんいるんだろうなと思います。そこへ通って何かを伝えて。そのルーティン自体が寂しい時間を埋めてくれるのかもしれません。
私たちがお墓を要らないと思うのは、墓という物質的なものを持ちたくないこともあるし、心で繋がっているだろうという想いや、この先子供をもたない私たちには、お墓があっても管理者が居ないという理由もあります。
あと、私はなんとなく水に戻りたいと思っているので、海に散骨がいいなと。これは夫も同じ。(なんでか感覚が同じ。笑)
夫と再婚して最初の頃は、夫婦の死に別れる映画なんかを観ると、夫が先に死んだらどうなるんだろうと、自分に照らし合わせて寂しくなったりもしました。今も考えなくはないですが、いずれ来る別れがあるなら、今を精一杯楽しむことだけ意識しようと切り替えてます。
で、樹木葬の予約をされてる方がお子さんがいらっしゃらなくて、ワンちゃんと一緒に来られてるシーンがあったんです。ワンちゃんも2代目で、全員で入るんだって言ってました。
そこから、子なし夫婦は犬を飼うよね、という話になり。私の周りにもわんちゃん、ねこちゃんを飼ってる二人暮らしカップルがいるし、飼うことになったという話も聞いたな。うちも飼ってみたい。笑
もし相手が先立ったら、わんちゃんが居てくれると、きっと寂しくないんだろうねーなんて言ってて、夫に「もし私が先に死んだらどうなってる?」と聞いてみたら
「犬にりんちゃんって名前つける」
と言うのですよ、奥さん。笑
「えー、じゃ私だったら“谷口くん”ってつけるんかな?散歩しながら“谷口くん、ちょっと待って”とか言うのさすがに恥ずかしいから、そこは下の名前でええやろか?」とお伺いを立て、OKもらいました。笑
わんちゃんに「谷口くん」って呼んでる自分を想像すると面白すぎるよね。もしかしたら夫が死ぬまで呼ぶことがないであろう下の名前を、犬で初めて呼ぶことになるかもしれません。笑
子なし夫婦のみんなは、相手が先立ったらどうする計画なんだろうな。